本日のジジ、閉店します!人生に疲れた日は休んでもいい

人生に疲れたジジが「本日のジジ閉店」と書かれた段ボール箱で休み、ももちゃんと猫のくくちゃんに囲まれて笑顔を取り戻す6コマ漫画 ほっこり笑える話

毎日頑張っていると、ときどき何もしたくなくなる日があります。

好きだったことにも興味がわかない。

勉強も仕事も家事も、今日は全部お休みしたい。

そんな夜、ジジはソファに座り、ため息をつきました。

「今日はもう、何にも興味がわかない……」

隣にいたももちゃんと、猫のくくちゃんは、ジジを急いで励まそうとはしませんでした。

ただ静かに、ジジのそばに座っています。

やめたいのは人生?それとも疲れた一日?

しばらくして、ももちゃんがジジに尋ねました。

「ジジがやめたいのは、人生? それとも今日の疲れた一日?」

ジジは少し考えました。

人生全部の答えを出そうとすると、頭も心も重たくなります。

でも、今つらいのは、今日一日を頑張りすぎて疲れているからかもしれません。

ジジは小さな声で答えました。

「……今日はもう閉店したい」

すると、くくちゃんが突然立ち上がり、隣の部屋へ走っていきました。

くくちゃんが持ってきた段ボール箱

しばらくすると、くくちゃんが大きな段ボール箱を押しながら戻ってきました。

箱には、大きな看板がついています。

「本日のジジ 閉店」

くくちゃんは箱をジジの前に置き、堂々と宣言しました。

「本日は閉店ニャ。明日の開店時間は未定ニャ」

ももちゃんも、温かそうな毛布を持ってきました。

今日は営業終了。

明日、必ず元気に開店するという約束も必要ありません。

疲れが取れるまで、開店時間は未定でいいのです。

疲れている店主は無理に開けません

ジジは大きな段ボール箱の中に入り、ももちゃんが持ってきた毛布に包まりました。

ももちゃんは温かい飲み物をそっと置きます。

「店主が疲れているので、無理に開けません」

その言葉を聞いたジジは、少し安心しました。

元気がないときほど、「頑張らなければ」「早く立ち直らなければ」と思ってしまいます。

しかし、心が疲れているときに必要なのは、さらに頑張ることではなく、安心して休める時間かもしれません。

今日は何もしなくても大丈夫。

勉強や仕事ができなくても、一日くらいで積み重ねが消えることはありません。

閉店したのに満員!

ジジが箱の中で休んでいると、くくちゃんまで中へ入ってきました。

そして、ジジの膝の上で丸くなります。

さらに、ももちゃんも隣へ入りました。

段ボール箱の中は、あっという間にぎゅうぎゅうです。

ジジの顔だけが、箱の上から飛び出しています。

「閉店したのに、満員じゃないか」

すると、くくちゃんは目を閉じたまま答えました。

「人気店ニャ」

ももちゃんは大笑い。

ジジも、笑うつもりなどなかったのに、思わず笑ってしまいました。

閉店して休んでいるだけなのに、ジジのそばには大切な家族が集まっています。

本日のジジは、思っていた以上の人気店でした。

疲れた日に人生の結論を出さない

心が疲れているときは、物事をいつもより暗く考えてしまうことがあります。

「自分は何をやっても駄目だ」

「これからも楽しいことはない」

「全部やめてしまいたい」

そんな考えが浮かんでも、今日すぐに人生の結論を出す必要はありません。

眠る。

温かいものを飲む。

少しだけ食べる。

誰かに「今日は疲れた」と伝える。

それだけで十分な日もあります。

今日は閉店して、明日のことは明日の自分へ任せましょう。

休むことは負けることではない

頑張り続けることだけが、強さではありません。

自分の疲れに気づき、「今日は休もう」と決めることも立派な強さです。

店を長く続けるためには、定休日や営業時間が必要です。

人の心と体も同じです。

毎日休まずに営業し続ければ、いつか動けなくなってしまいます。

疲れた日は、堂々と閉店していい。

開店時間は未定でもいい。

元気が少し戻ってから、ゆっくり扉を開けばいいのです。

今日の合言葉

今日は閉店して休もう。
人生の結論は、元気な日に。

今夜は何かを成し遂げなくても大丈夫です。

一日を無事に終えることができれば、それだけで十分。

そして、もし一人で抱えるのが苦しいほど心がつらいときは、家族や友人、医療機関、相談窓口へ気持ちを伝えてください。

自分を傷つけそうなほど危険を感じる場合は、一人にならず、119へ連絡してください。厚生労働省が案内する「よりそいホットライン(0120-279-338)」は24時間対応です。

本日のあなたも、疲れていたら閉店して大丈夫。

明日の開店時間は、明日になってから決めましょう。

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